2013年7月26日金曜日

Marina Abramovic 










旅行中にみたドキュメンタリー「The ARTIST IS PRESENT」
Marina AbramovicのニューヨークMOMAでの展示の様子をまとめた映像で構成されていて、見始めたら引き込まれるドキュメンタリーだった。実際の作品は見たことがないので、実際に見たらもっとショックなんだと思うけど、マリーナのパフォーマンスはなんだか、痛い。目にも心にもグサっとくる。

その中でも、MOMAでのパフォーマンスが印象的だった。展示会の期間中にイスに座り続け、前に座る人とひたすら対峙するというもの。笑いもせず、動きもせず、ひたすら目の前の人と見つめ合う。マリーナは映像の中で、"皆は私と対峙しているのではなくて、自分自身と向き合っているのだ"と言っていた言葉が印象的。
泣く人もいれば、にこやかに微笑む人、怒っているひと。
その人たちは、マリーナの中にどんな自分を見いだしているんだろう。もし私がその場に座ったとしたら何を感じるんだろう。

最後の方で、かつて一緒にパフォーマンスをはじめ、途中で分かれた道をたどったパートナーが目の前に座った瞬間に彼女が泣く場面があった。
その二人の間にあった歴史が、マレーナをマレーナ自身に戻していた。とても印象的なシーンだった。










2013年7月22日月曜日

Found it !









The Century is yours !


後からタイピングしたかのような文字だけど、違います。うっすら手書きのArtも見えるはず。タリン旧市街のギャラリーへの途中の道にあった言葉です。

歩いている人が日本人じゃないって事と、英語っていう事でおしゃれ度アップ。海外の街角って絵になるからすごい。

上の言葉も凄い。

ということは、This century is mineだ!

後ろ向きな感じのこの頃だけど、今日から前向きでいきます。
お金が全然ないけど、旅行が行きたくなってきた。










2013年7月20日土曜日

ベルリンの箱







高くて買えなかったベルリンの箱4つ。1つ1ユーロ。
「じゃあ、4つ買うから安くして!」に対して頑なに「No ! 」あきらめて写真を撮った。

今思えば、たった4つで値引きに無理があったかも。
そして、今思えば安い?





2013年7月19日金曜日

ワークショップのお知らせ







Workshopのお知らせ。
先日と同じ内容のワークショップをまた開催します。





8/11(Sun)

『ハンガリー調刺繍で作るバンダナバッグ』

ハンガリーの伝統刺繍からインスパイアされた鮮やかなプリント図案のバンダナに麻の太糸でフリー刺繍をして、自分だけのオリジナルバンダナバッグを作ります。針仕事に慣れていない方・お裁縫の苦手な方でも安心してお楽しみいただけるワークショップです。


時間:午後1:30~午後3:30分

受講料::3,675円
講師: chocosta
持ち物:なし 
*定員4名

ご予約はお電話で:
SEIBU渋谷
A館7階=サンイデー渋谷
ご予約・お問い合わせ:電話 03 (3462) 3324まで



定員はあと3名とのこと!
よろしくお願いします!



2013年7月18日木曜日

アラン島 Inis Mór 








夏だけど、夏なのでアイルランドのアラン島 "イニシュモア" のはなし。

セーターといえば、もちろん冬です。ですが、私のアランセーターを巡るたびは夏でした。結果として、夏が良かったと思います。あの時期でさえ、島ならではの強風が吹き荒れていたので冬を想像すると恐ろしくて行けません。

この旅は、イギリス住まいの前から絶対行く!と決めていたので、フェリーに乗る前からテンションはマックス。バスの中で(心の中で)ブツブツとひとりごと。

島に着いたのは夕方。その日は泊まりたかったB&Bが一杯だったので、ドミトリーへ泊まりました。次の日はいよいよ探検。自転車をレンタルして、荷台にスーツケースをのっけてドライブ。昔の人が石を積んでつくった生け垣を横目にぐんぐん進み、1時間弱くらいでようやくB&Bへ。宿の案内表示を見つけた時の感動ったら!あまりに印象的だったので、このブログのトップページに使いました。

宿は茅葺きの昔ながらの家。
着いて早々、とても美味しいルバーブのケーキをごちそうになりました。それはもう感動的な味でした。それだけでもluckyなのに、もっとLuckyなことが発覚します。
実は、この宿へ行くまえから「もしや手編みのニットには出会えないのかも」と覚悟していたのですが..... 

奇跡が起こりました。

なんと、宿を経営しているおばあさんが編む方だったのです!
話を聞くと、おばあさんはチャリティーと家族のためにしか編まないようでした。夏は宿があるので、冬の間に編みためているそうです。
食堂とキッチンの間のコーナーにある作業台が定位置。糸の沢山入ったバスケットかごに、編み図の本、机の上には編み掛けのニット。

それは、まさしく私が求めていたものでした。
出会いの奇跡に感謝です。

最後に、B&Bを去る時にケーキの感動を伝えたら、「これは秘密なんだけど、特別にレシピを教えてあげる。本とか書きたいけど、もう年だからできないからね」、秘密のレシピをこっそり教えてくれました。「いつか作って写真を送ってね」と言ってくれました。

始まりから終わりまでのイニシュモアの旅は、終始ドキドキで自転車に乗りながら「やばい」を連発していました。

冬に訪れるのは覚悟がいるけど、いつか宿のおばあさんの隣で吹き荒れる風邪の音を聞きながらニットを教えてもらいたいと思うほどでした。








編みかけのニットと





      お店で売られている毛糸。太番手でまさしくアランニット!
      でも原産はアラン島ではありません。




2013年7月17日水曜日

ご参加ありがとうございました!








先日のワークショップを無事に終えることができました!
参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

約2年ぶりという事もあり緊張した会となってしまい、説明はたどたどしく、旅行の雑談も要領を得ず、、、といった具合でした。参加して頂いた方々が楽しんで下さったことを祈りつつ..... 。

今回のワークショップは旅からのアイデアだったので、実際の旅行メモとマチョー刺繍のちょっとした歴史プリントを付けました。ハンガリーはとてもワクワクする国なので、是非このメモで旅行をしてもらえたらな、と思います。本当に楽しい国ですよ!


2時間刺繍するという大変地味な作業にも関わらず、とても素敵に仕上っています!

今回参加頂けなかったみなさま、8月11日も同じ「ハンガリー調刺繍でバンダナを作ろう」がありますので、ぜひご予約ください!

お待ちしています。