2013年6月28日金曜日

イギリスのタータンチェック










テキスタイルを巡るたび、イギリス編。

ビザの切れる前、2週間まえからスタートしたこの旅はハウスメイトの2人とスコットランド、そしてスコティッシュボーダーを巡るというものでした。私のわがままで行ったスコティッシュボーダーにある老舗のタータンチェックの工場とツイード工場(お店のみ)見学が旅の終着でもありました。

Lochcarron社は王室御用達でもあり、某有名ブランドもオーダーしている由緒ある生地工場で、観光客のために見学ツアーもあります。
私たちもそのツアーに参加。とっても明るい女性の方に案内して頂きました。工場内に入ると、きちんと見学者用の道が用意されており安全に見学することができます。

沢山のカラフルなコーン巻きの糸や、ビームに巻かれた経糸、検反を待つ織り上がり生地、そして上の写真のように手作業で原反の生地を修正する工場の方達。工場ならではのプロの仕事がここでは垣間みることができ、また工員の方達の気さくさにも出会うことのできる素敵なところでした。マフラーを仕立てているセクションでは、端の部分の生地がゴミ箱へ。すかさず、「捨てるのならば、欲しい!」とお願いし、袋いっぱい持ち帰りました。あの生地端たちは、これからも捨てられていくのかなと思うと何だか切ない気持ちですが、もらえて良かった!

イギリスに行く前は、雑誌で見たこの工場に勤めることを夢みていたけれど、インターン返事は、「現在募集はしていません」でした。












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