隣街からリトアニアのVilniusにあるリネンの会社へ行ってきました。
前日にアポイントを取るという無計画からか、たった2日の間では一番行きたかった工場へは行く事ができませんでした。
案の定、普通のオフィスに通されてしまい商談のような雰囲気。
これまでの様に話が進まない... わくわくしない.....何だかこれまでの旅の目的を外れてしまった気がしまい、気分が少し落ち込みます。どうにもバルト三国を下るにつれ気分が乗ってきません。旅の疲れのようです。
そして、どこから原料を仕入れているかとい質問に対して、リネンの原料はポーランド、ウクライナ、フランスからの輸入であるとの衝撃事実を発見してしまったのでした。
原料もリトアニア!の返事を期待していたので、残念な気持ちがつのります。やはりフレンチリネンってやつなのね、と自分に問いかけます。帰ったら世界の生産地地図でも購入して勉強しなくてはと反省しました。
勉強不足です。
それでも商談めいた雰囲気で負けじと、ちゃっかり生地サンプルを日本に送ってもらいました。
そんなこんなで、雰囲気に呑まれ詳しくリネンについての話を伺う機会を逃してしまい、原料は他国であるのならば、なぜリトアニアのリネンが発展したのでしょうか?という肝心な問いかけを忘れていたのでした。
あとからメールで聞くという裏技を使ってみようと思います。